マシュー・バーニー:拘束のドローイング展
金沢21世紀美術館という円形の透明な建物の中で展示 されてこそ 活きる作品。 フレームや立体などはプラスチックやシリコンなど独特の素材を主に使っている。その半透明感、無機質だけれども微かにぬくもりがあるかな?感がこの建築にマッチしている。 プロフィールによると医学を修めた後、美術と体育を学ぶ、フットボール選手の特待生やファッション・モデルとあるので 作品に納得。
フリー・クライミングを思わせる状況でドローイングを描いたり、トランポリンから飛び上がり天井に絵を描いたり、実際にマシュー・バーニーがこの美術館に来て描いたのだそうです。
トランポリンで飛び上がって描かれた天井のガラスは取り替えるの?ボールクライミングでドローイングされた壁は塗り替えるの?こんな疑問おかしいかなと思いながら係りの方に質問。答えは「天井は代えるけど壁はどうすんのかなあ」って。
通路からの撮影で天井のドローイングは???
拘束された状態でのドローイングは左手での書や、筆を野菜やコンニャク代えての書に近しいものがあるかなあとフッと思った。拘束には程遠いかな。バーニーのように肉体や体力は消耗しないもん。
このドローイング展はいつもの決まりきった考え方の脳をマッサージ、頭の中にパーマをかけた感じで、良い刺激でしたね。
音楽担当のビョーク Bjork (アイルランドの歌姫、女優)ファンの来館がけっこう多かったのでは?
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Comments
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はじめまして♪金沢21世紀美術館にいつか行ってみたいな、と思っています。cafeアンデルセンにも行けたらいいなぁ
♪Little Garden...takako
Posted by: ♪Little Garden | August 22, 2005 02:34 AM